2016年09月29日

ミッドナイトラントレ日記232 「マエケンに学ぶ」

体をしならせてためた力を、体の軸より前で一気に解き放つ。
言うなれば、弓矢のイメージ。
あのように体を使えば、無駄なく、効率的な走りができるのではないか。
弓矢はシンプル。余計なものがついていない。物理の法則に忠実だ。
同じ飛び道具なら、銃や大砲より、弓矢がいい。
増幅装置はいらない。弓と弦を鍛えよう。
目指すべきは、そんな方向性。

もちろん、マエケン体操も良い。
投球にも走りにも、肩甲骨の動きは重要だ。

8.489km
5分23秒/km
45分50秒
573kcal
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2016年09月28日

ミッドナイトラントレ日記231 「筋肉痛を越えて」

レースから休まず、2日目。
気温高く、発汗甚だしい。
脚前面の痛みも、いよいよ甚だしい。
昨日より、楽でもつらくもない。
疲労感は、相変わらずある。

ものの本にはよく「走って疲れを抜く」とあるが、もしこれを実践する人がいたならば、一体どのようなメカニズムでそのようなことが可能なのか、聞いてみたい。

これまでは、レース後数日間は休むのが常であった。
「疲れてるし、脚も痛いし、無理しない方がいい」
それは誰もが納得する理屈。疑いもしなかった。
そしてその結果、速くもならなければ遅くもならず、楽にもならなければ苦しくもならなかった。
何もしなければ、何も変わらない。
休まず続けることで、その先に何が見えるのか。
何も見えなくても、それはそれでいい。
とにかく試してみようと思う。

7.426km
5分22秒/km
39分52秒
486kcal



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2016年09月27日

ミッドナイトラントレ日記230 「喪失感を越えて」

マイアミ・マーリンズのエース、ホセ・フェルナンデス事故死。
昨日まで当たり前にいた人が、もういない。
なんだか不思議な感覚だ。
テレビの大リーグ中継と、去年マイアミのマーリンズパークでチームの試合を見た、というくらいのかかわりだけど、それでも、あのダイナミックな投球フォームが脳裏に浮かんで、いたたまれない気持ちになる。

ひるがえって、わが職場。
入社当時からお世話になったベテランの先輩が3人、異動になる。
時代の歯車が動いた。
その音が聞こえたような気がした。
先輩だった人が、えらい人になり、後輩だった新人は、ベテランと呼ばれるようになる。
14年とは、そういう歳月。
歯車は誰にも止められない。

秋のレースは続く。
調整のため、軽く流す。
もも、すね、とにかく脚の前半分が痛い。
2年前の妙高山登山を思い出した。
あの時も下山がつらくて、筋肉痛がひどかった。
下りを甘く見るなかれ。

9.160km
5分32秒/km
50分50秒
624kcal

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2016年09月26日

ミッドナイトラントレ日記229 「野沢温泉、下り疲れ」

秋の初戦、25日の第4回北信州ハーフマラソン。
バテバテになった原因は、下り坂で飛ばしすぎたことであった。
野沢温泉をスタートして飯山まで約10キロ、ほとんど下りっぱなしのこのコース。
去年、おととしと抑え目だったので、今年は記録を狙おうとブレーキを解除し、一時はキロ4分9秒までペースを上げた。
「調子に乗りすぎた」と後悔したのは、その後の上り返しに差しかかった時。
脚がだるい、重い、前に出ない。
木島平村に入ったころには走り続ける気力も萎えて、ちょっとした上りのたびに歩くという始末。
「そこの〇番のお兄さん、頑張って走って」と、
しまいには沿道のおばさんに名指しで励まされ、なんとかリタイアせずに済んだのであった。

レースの後は、飯山線に乗って上境駅へ。
ゼッケンを見せると100円割引になるという「いいやま湯滝温泉」で、湯治にいそしんだ。
湯上りの座敷で、アマチュア落語家の「寄席」があり、無料というので聴いてみた。
高座に上がったのは飲々亭冷奴という人で、演目は「ちりとてちん」。
小中学校とか、デイサービスなどでも活動しているという冷奴さんは、60代くらいのずんぐりした人であった。話の展開は多少ぎこちないけれど、口調や振る舞いは堂々として、さすが。「師匠」と呼びたくなる風格が漂っていた。
千曲川のほとりの、静かな温泉施設。地元のじいちゃんばあちゃんや家族連れにまじってくつろぎながら、こんなところで過ごす休日というのもなかなかいいなあ、と思ったものである。

それはそうと、再び話を戻すと、気になったのは大会の雰囲気であった。
何となく、盛り上がりに欠けるように感じられたのだ。
今年は昨年より参加者が減っているようだったし、ゲストランナーもいなかった。
北陸新幹線の飯山駅開業を契機に、3年前に始まったこの大会。
開業を控えた2年前の大会がピークで、その後は尻つぼみという感じが拭えない。
同じ日に県内で開かれる「信州駒ヶ根ハーフマラソン」が年々参加者を増やしているのと対照的だ。
このまま観光集客イベントとして拡大を目指すのか。
陸連公認コースにして、レース性を高めるか。
それとも、住民参加の健康マラソンとして地元に根を下ろすのか。
いずれにしろ、今後の方向性をあらためて見直す必要があるのではないか。
私にとっては、人生で初めて出場したのがこの大会。
沿道の声援の温かさと、眺められる景色の美しさは、他ではなかなか味わえない魅力であると私は思う。
走る楽しみを感じられるような大会として、続いてほしい。
大きなお世話だが、そんな縁があるから、意見したくなるのである。


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2016年09月23日

ミッドナイトラントレ日記228 「腕振りに始まり、腕振りに終わる」

自分としては精一杯スマイルしたつもりなのに、写真を見ると、全然笑顔ではない。
そんな僕なので、腕振りに関しても、一生懸命動かしているつもりでも、傍から見たら全然振れていない、ということは十分にあり得る。

肘を後ろに引くと、肩甲骨から骨盤に連動して脚が自然に出る。
それは体の原理だから、実践すべし、とよく言われる。
それではみんなそうしているかというと、そうでもない。
腕を振らないで速く走るランナーは、いくらでもいる。
そこが不思議なところ、というか、ランニングの面白いところなんだろう。
人それぞれじゃん、と言ってしまえば元も子もないようだが、結局は、そうなのだ。

自分に合った走り、と表現される動きには、一般化できる要素と、その人だけの個別的な要素がある。
走りを究める人は、試行錯誤しながら、自分に最も適した要素の配分を見つけていくのだろう。
こんなふうに理屈をこねると、わけがわからなくなりそうだが、僕は一生懸命腕を振りたいと思う。
何より、腕を振ると、元気が出てくる。体の深いところに沈殿していた、躍動への意志が引き出されてくる。
それだけは実感として確信できる。

スマイルは今さら習得できないかもしれないが、腕振りぐらいは、誰が見ても「あいつのフォーム躍動感あるな」と思うくらい、頑張ろう。
全身を余すところなく濡らす雨の中で、固く誓ったのであった。

9.518km
5分17秒/km
50分25秒
639kcal
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2016年09月20日

ミッドナイトラントレ日記227 「Runner in the Dark,and Hard Rain」

調子が出てきた、と思ったら水たまりに足を突っ込み、テンションが緩む。
長野の道路は水はけが悪い。
きわめつきはゴール間近、追い越しざまのクルマに浴びせられた、全身シャワー。
おのれ、たたっきってやる!
いかんいかん。
こんなことで動じてはならぬ。
これは訓練だ。精神の鍛錬なのだ。

道下美里選手、銀メダル。
高橋尚子さんより速いといわれるあのピッチ、1分間に240歩だそうだ。
自分はどんなものかと試しに計ってみたら、169歩だった。
ピッチでもストライドでもない、中途半端な数字。
自分の走法というものを、確立しなければ。

10.633km
5分27秒/km
58分6秒
716kcal



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2016年09月18日

ミッドナイトラントレ日記226 「パラリンピック、フロンティアの熱戦」

パラリンピック、いよいよ大詰めである。
ゲーム性を担保するルール、細かなクラス分け、選手の個性的なパフォーマンス。
どの競技もスポーツとしてのエンタテインメント性があり、面白い。
新聞記事の表記などを見ると、多くの日本選手にスポンサーがついているのが分かる。
プロスポーツとして社会的に浸透してきたということなのだろう。

彼らは、私が持っているものを持っていない。
一方で、私が持っていないものを、彼らは持っている。
センチメンタルな心情の話ではなくて、見たままのフィジカルな機能として、選手たちはそれぞれ、誰にも真似のできないパフォーマンスを発揮している。
置かれた状況は、人さまざま。そんな中で、彼らは他の誰とも違う、自分だけのやり方で、自分だけの技術を身に着け、磨き続けているのだと思う。
視覚に頼らず、泳ぐ、走る。
車いすや義足を体の一部として使う。
そんなことがなぜできるのか、私にはまだ十分理解できていない。
ただ分かったのは、人間にはまだ突きつめられていない可能性があるということだ。

きょうは、いよいよ道下美里選手が走る女子マラソン。
中継がないのが残念だ。

9.586km
5分19秒/km
51分4秒
643kcal






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2016年09月16日

ミッドナイトラントレ日記225 「月はどっちに出ている」

人生には持ち時間がある。
それは、どの人にもだいたい平等に与えられている。
充実した青春を過ごした人も、そうでなかった人も、決められた時間が過ぎれば年老い、周縁に追いやられていく。
「私はいま何をすべきか」
そんな問いが切実な命題として迫ってくるのは、たいがいの場合、持ち時間が少なくなってからなのだ。

十五夜。
月を探したけど、見つからなかった。

16.688km
5分33秒/km
1時間32分47秒
1110kcal

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2016年09月14日

ミッドナイトラントレ日記224 「試される秋」

あっという間に、1週間が経ってしまう。
そして、気がつくと、レースの季節がもう目前。
この夏はLSDを増やした。
持久力向上を課題に、自分なりに考えて練習に取り組んだつもり。
さて、成果やいかに。

9.539km
5分29秒/km
52分27秒
631kcal


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2016年09月09日

ミッドナイトラントレ日記223 「夜の大捜査線」

闇を照らす赤色灯、青い警官、黄色い非常線。
横目に通り過ぎる。
強盗?
シドニー・ポワチエの出番だ。

体が動くのは、涼しいからか、体調が良いからか。

10.766km
5分25秒/km
58分20秒
721kcal
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2016年09月06日

ミッドナイトラントレ日記222 「旬のタンパク質」

休み。

思いつきで金沢に行き、すし屋でノドグロ炙り丼を頼む。
ノドグロの脂と塩の具合が絶妙。カウンター席で味わっていると、職人さんが目の前で、隣のお客さんの注文を受けてすしを握り始めた。
色とりどりに輝く魚介の切り身が、鮮やかな手つきで次々と握られていく。それをまた、隣のおじさんがうまそうに食べる。
こんな光景を前にして、このまま丼だけで帰るわけにはいかない。
おまかせ握り10貫(うなしん巻き付き)を頼むことにした。

職人さんは1貫ずつ握って、ネタについて説明してくれる。
北陸の海ではちょうど底引き網漁が始まった時期。ということで、ソイやガスエビは今が旬。ガスエビなんてのは足が速くて、地元でないと生で食べられないらしい。
フクラギという耳慣れないのはブリの若魚。関東ではイナダ、関西ではワラサ、というように、各地でいろんな呼び名があり、フクラギと呼ぶのは金沢あたりだけという。
サワラとカマスの炙り。これが一番おいしかった。いかにも素人っぽいので、口には出さなかったが。
うなしん巻きは、ウナギの焼いたのと、おしんこの手巻き。店のオーナーが東京で食べたアナゴとおしんこの「あなしん巻き」を参考に始めたオリジナルということだ。面白いのは、小さいのりで底にふたをする巻き方。こうすると中身がこぼれなくていいんですと、やって見せてくれた。

握ってくれた職人さんは30代くらい。同じくカウンターに出ていた料理長よりも年上だが、新入りだという。日本料理屋で修業した後、すし屋に移って7年間働いて店長も務めたが、その会社が今年の初めに倒産して、この店に来たのは数ヵ月前。再就職の時には人のつてで自動車販売店から誘われたりもしたけれど、自分にはやっぱりこれしかないと、料理人の道を選んだということだった。話し上手の穏やかなたたずまい。こういう人なら、どこへ行ってもちゃんとやっていけるに違いない。

帰宅後、9日ぶりのラン。
せっかく摂取したタンパク質は、しっかり筋肉にすべし。
体の動きは、悪くなかった。

12.560km
5分40秒/km
1時間11分13秒
829kcal

posted by Dandelion at 07:20| 長野 ☀| Comment(0) | ランニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする